NO.1調査を活用したマーケティング戦略

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商品やサービスの広告やパッケージなどで
「No.1」「業界トップ」といったワードをよく目にすると思います。

これらはその商品の有利性や信頼性を裏付けるものとして、
ユーザーの購買意欲に深くかかわってくる広告手法の一つです。

しかしこの「No.1」表記とは、
客観的な事実に基づく根拠がなければ、
不当景品類および不当表示防止法の規定によって不当表示の一類型とされ、
違反に問われてしまう場合があります。

そのため、調査会社などの第三者機関に「No.1調査」の実施を依頼し、
規定にそった根拠を伴う「No.1」表記が必要です。

No.1調査の特徴

インターネットのバナー広告や駅の広告、街の看板やポスターなどで、
「No.1」「第1位」といった表示があります。

これら「No.1表示」は、
企業の商品やサービスの強みをより効率的に
ユーザーに伝えられる方法の一つです。

そして、「No.1表示」は第三者による事実的な根拠を伴う必要があり、
「No.1調査」とは、いわばその根拠を提示するために調査と言えます。

調査会社Macromill(マクロミル)の調査によると、
「No.1表示」が購入意欲に影響すると答えている人が
全体の43%にも及んでいます。

また、20代においては特にその傾向が強く、
55%が「No.1表示が購入意欲に影響する」と答えています。

また、No.1表示に対して良い印象を持っている人たちは、
「No.1」と表示のある商品を
「人気がある」「流行っている」「期待できそう」と思うようです。

(画像出典:市場調査メディアHONOTE
https://honote.macromill.com/report/20190221/)

No.1調査のメリット

No.1調査を行うメリットは以下の3つが挙げられます。

① 信頼性のある根拠によって、ブランディング促進、
 ユーザーの購入意欲を増幅、顧客満足度の向上につながる

② 売り上げに直結するため調査の効果が明確にわかる

③ ②により、改善や強化の戦略を素早くたてることができる

調査条件の仮説 ~商品の真の強みとは~

企業がNo.1表示を行う理由は、基本的に
「商品やサービスの強みをより明確にユーザーにアピールしたい」
という一点にあるでしょう。

これはNo.1調査の目的となります。

No.1調査において初めに最も重要となるのは、
その「強み」とは何かを深堀することです。
それにより「強み」がよりクリアに表れる調査条件の仮説を
立てることができます。

よく見る、商品のアピールポイント(強み)としては、
「コストパフォーマンスがいい」「国内産のみ使用」
「カスタマーサポートの質の良さ」などがあげられますが、
これだけでは不十分です。

仮に「コストパフォーマンスの良さ」という強みを
No.1表示によりアピールしたいのであれば、
その強みを深堀していき、調査条件を決めていく必要があります。

「だれに対してどんな価格帯において
 何と比べてどんなところが突出しているか」まで深堀し、
No.1表示によってアピールしたい強みを明確にすることで、
調査条件が見えてきます。

NO.1調査設計〜マーケティング戦略の確立

シシハクトは、調査会社と連携しNO.1調査設計。
そこからマーケティング戦略に落とし込むことが可能です。

何かご相談があれば、お気軽にご相談ください。
https://shishihakuto.co.jp/contact/

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