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マーケティング戦略の基本は「誰に」「何を」発信するのか

今回はマーケティング戦略の考え方の基本になる、
「誰に」「何を」発信するのか、という部分を説明します。

ご相談いただく依頼の中で、
「こういう広告を打ちたい」や、
「インフルエンサー施策をやりたい」
「新しいアプローチはないか」など
広告の「発信手法」の相談を受けることが非常に多く、
マーケティング戦略の基本の、
「誰に」「何を」発信するのかを、
設定されていないことがよくあります。

マーケティング戦略の基本の考え方

まず「誰」へ向けてアプローチするのか。
→ターゲットの選定

昨今ではターゲット自体を
より細分化してアプローチする方が効果が出やすいと言われています。

例えば、ターゲットは「30代女性」とだけで設定するのではなく、
・結婚してるか
・子供はいるのか
・働いているか、
・社交的か
・アウトドア派/インドア派
などで趣味嗜好が全く変わってきます。
ママ友などのコミュニティも、
年齢ではなく同じような価値観を持つメンバーが集まってますよね。

昨今ではライフスタイルの多様化によって、
年齢や性別だけではターゲットをカテゴライズしづらくなってきています。

共通の趣味や価値観、ライフスタイルは
マーケティング的には「属性(種族)」で分けるべきというのが
基本の考え方になってきています。

参考:
スモールマスを最大化する統合マーケティング──花王の考えるデジタル広告投資に大切なこと

https://www.thinkwithgoogle.com/intl/ja-jp/consumer-insights/consumer-journey/kao-smallmass/

続いて「何を」発信するのか。
→どう商品やサービスをアプローチすればターゲットに刺さるのか

ターゲット選定が間違っていたら
(そもそも訴求したい商品やサービスが刺さらないターゲットであれば)
何を発信しても心は動きませんよね。

正しいターゲット属性へ向け、インサイトを突く発信、
すなわち
ターゲットがこの商品やサービスで、どう豊かになるのか?
そこを想像できる、ユーザー目線のアプローチが必要です。

この、
「誰に」→ターゲットの選定
「何を」→どう商品やサービスをアプローチすればターゲットに刺さるのか
の設計がずれていたら、
「どのように」→どういう手法で
広告アプローチをしても結果につながりにくくなってしまいます。

様々なご要望の中で、
「手法」の話になりがちですが、
まずは「誰に」「何を」発信するのか、
ここが一番重要なのです。


逆に、「誰に」「何を」発信するのか、
ここの芯が通ったマーケティングプランニングができているのであれば、
「どのように」という手法は何でも構わないとも言えます。
ターゲットにアプローチできる手法であれば、
どんな手法でもある程度の結果に繋がるはずです。

マーケティング戦略の基本となる「誰に」「何を」

当社はマーケティング戦略の芯となる、
「誰に」→ターゲットの選定
「何を」→どう商品やサービスをアプローチすればターゲットに刺さるのか
の設計を得意としております。

何かご相談があれば、お気軽にご相談ください。
https://shishihakuto.co.jp/contact/

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